5日目

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少し雲があるが、今日はいい天気になりそうだ。
ホテルの部屋から見た空は、まだ本調子が出ていない青さだが、これから抜けるような青い空になりそうな雰囲気を感じた。

海へ行こう。

アラモアナビーチのパーキングはガラガラに空いていた。
パーキングスペースでもっともよいと思う場所にクルマを入れた。
道路の海沿い側は、海から戻ってきた時に道路を横切らずにすむ。

ほんとうに些細なことだが、道路を渡らないことでストレスがなくなるのだ。
ハワイにいるときは、ストレスをできるだけ減らすことが重要だと思っている。

たとえば、クルマの運転だ。
ハワイの道路に慣れているとはいえ、日本で運転するよりストレスを感じる。
集中度合いも違うようで、会話しながら運転ができない場面もある。
そのため、緊張を強いる左折をできるだけ避けたり、暗くなってからの運転はしないようにしたり、知らない道は一人の運転の時は走ったりしないようにしている。

海に入る準備をして砂浜に出た。
満潮に近いようなので、浜が小さい。
海を見ると岩が先端しか出ていないのが見える。

軽くストレッチをして、海に入った。
ある程度のところまで行ったらフィンをつける。
ボードの上に腹ばいになり、キックを開始する。

ダイヤモンドヘッドの後ろから太陽が照らしている。
そのため、ダイヤモンドヘッドはぼんやりとした感じで見える。
空にはジェット機のエンジン音が響く。
ジャンボの音ではないので、飛行機の姿を探した。

戦闘機だ。

F15とかF16とか、よくわからないけれど、3機の戦闘機がものすごい速さで飛んでいく。
旅客機の速度とは段違いである。
アタマの中には、映画「トップガン」の音楽(Danger Zoneです)が流れていた。

アタマの中の音楽をハワイアンに戻し、キックを続けた。
波はさほど大きくないようだ。

ハワイでのボディーボードは楽しい。
波に乗る楽しみと、ワイキキで散歩をするような楽しみ方だ。
波が来なくても、海を散歩しているような気分でいるので、海に入っているだけで楽しい。

小さめな波が多い。
そんな中でもいくつかは大きめな波が来て、ボディーボードの上にひざを乗せてみたり、ムリヤリ回転してみたりしていた。
ヘタだけど、本人の気分はプロのボディーボーダー風である。

海の色が青くなってきた。
太陽が高い位置に上がってきている。

小さい波しか来なくなってきたので、浜へ戻ることにした。

シャワーを浴びる。
シャワーといっても蛇口から水がでるだけ。
シャワーのヘッドなんてものはなく、水道管から水がでる感じである。
その直径1.5センチくらいの水道管からそのカタチの水がそのまま出てくるのだ。

僕はボードとフィンを洗ってから、アタマやカラダに水をかけた。

水着のポケットから防水ボックス(といっても水が入る)を出して、クルマのキーを取り出した。
ドアを開けてタオルを取る。
アタマとカラダをタオルで拭き、そのタオルを腰に巻きその場で着替えた。

脱いだ水着はタオルで水を吸わせた後、クルマに掛けて乾かす。
その間、写真を撮影した。

デジカメのムービー機能を使って、アラモアナ・ビーチパークを撮影する。
ためしに、ナレーションをいれて見たが、即興で話をすると支(つか)えてしまう。
「台本って大切なんだ」と気づいた。
何度かやってみて、テレビのレポーターって大変なんだと思った。

ひとりでデジカメをもってつぶやいているのは、かなり怪しく見えるかもしれない。(笑)


のんびり


エンジンをかけると、「ポン!」と聞きなれない音が鳴った。
ガソリンがないことを告げる音である。
アラモアナ・ビーチから近いガソリンスタンドを思い出して、そこへ向かった。

ガソリンスタンドに入り、クレジットカードを読み込ませる。
持っているのはマスターブランドのイオンカード(JALのマイレージ提携)だが、読み込まない。
エラーが出てしまう。

ガソリンスタンドって支えないカードがあったりする。
仕方ないので、隣にもガソリンスタンドがあるので、そこへ移動した。


セブンイレブンをみると、日本風ですね。


そこでもカードを読まない。
セブンイレブンの中にいる係の人に、「クレジットカードを読み込まないのだけれど」というと、店内の機械にカードを入れて読み込ませた。
「それくらい入れる?」と訊かれたので、「20ドル分」と答えた。


お店


クレジットカードを返され、「入れられるよ」といわれた。

現金も持っているので、カードが使えなかったら現金で支払おうと思っていたが、カードで支払いができてよかった。
マイルもたまるし。

さて、ガソリンを入れよう。

「あれ、このガソリンの扉ってどうやって開けるんだっけ」と、運転席をくまなく探してもガソリンをあけるためのノブがない。
「いったい、どこに隠しているんだ」と、少々いらだちながら探した。
どこを探してもない。

「マニュアルを見るか」。

マニュアルを取り出し、中をくまなく見る。
すべて英語。(当たり前)
英語だと該当箇所を探すのが大変である。
ざーっと読むということができないからだ。
それでも切羽詰っているので、がんばってマニュアルを読む。

細かいことでもくまなく説明しないと訴訟とかになるので、マニュアルはしっかりしているという印象があったが、このマニュアルは、肝心なことが書いていない。
「ガソリンをどうやって入れるか書いてくれないと、クルマは走らないぞ!」なんて思っていた。
それと同時に、「何度もハワイに来ているし、何度もレンタカーを借りているのに、この状況はなんてなさけない状況なんだ」と恥ずかしくなった。(笑)

「まさか、外から開ける?」と、ふと思い、やってみた。

「開いた」。(唖然)




「こんなカンタンに外から開いちゃうんじゃ、悪い人が開けてガソリンを盗むとか、ガソリンタンクに火を入れてクルマを燃やしちゃうかもしれないよ」なんて思っていた。

ま、いいか。
ガソリンが入ったから。

ローカルボーイズ・カフェに向かった。
ここでプレートランチを買って帰ろう。

ローカルボーイズ・カフェでは店の前に駐車するのだが、そのスペースがない。
路上のいたるところにびっしりとクルマが停まっていて、入れられないのだ。
なんどかその周辺を回ってみたが、一向にクルマが出る気配がなかった。


工場ばかり。


「今日は縁がなかった」と考えて、近くにあるニコスピアに行くことにした。
なんとなく、ダブルチーズバーガーが食べたくなったから。


午前中はこんな雰囲気。


ドリンク用のカップのサイズを指でさして、それとダブルチーズバーガーを注文した。

ハンバーガーではなくプレートを注文した方がいいような考えも浮かんだが、ハンバーガーが食べたくなった。
ここのハンバーガーは、味付けはシンプルである。
特製のソースといったものはかかっていなくて、パテの味だけだ。
そこにケチャップをかけて食べる。



おいしそうでしょ。


肉汁がたっぷりとあり、とってもジューシーだ。
チーズもこってりとした感じの濃厚なタイプのものだ。
かなりのボリュームがある。
付け合せは、フレンチフライは、太めのポテトが熱々でおいしい。

時計を見ると、10時半を回っていた。
いつもの帰る時間より遅くなるので、ケータイで到着時間を連絡した。


ホテル部屋に戻ると、まだムスメは寝ていた。
寝られるだけ寝ておいた方がいい。


なじみの景色。








目を覚ましたので、外出することにする。
妻はSAFEWAYに行きたいということで、カパフル通りに向かった。


なんかこの場所を撮影しちゃいます。


遅めのランチのサンドイッチと、いくつかの食品を買った。


3つは多いかと思いましたが、食べちゃいました。意外にパンがおいしかった。


デザイン、おいしそうに見えないのですが。僕には。


クルマに行く途中で、「あ、いけね。会員カードを見せるのを忘れた」と気づきお店に戻る。
サービスデスクのようなところへ行き、会員価格との差額を返金してもらった。

先にクルマに戻っていた妻が「いくらだった」とたずねる。
値段をいうと、「それって高くない?」という。
確かに、高い気がする。

そういえば3つでいくらというサンドイッチが、それぞれの値段のままになっている。
「これか」。

できればこういうめんどうな交渉は、英語力のある妻にやって欲しい。
そう妻にいうと、「交渉は苦手なんだけど・・。」という。

「仕方ない。対面で話せばなんとかなるか。」と、お店に戻った。
先ほどの店員さんより、持っている権限が高そうな女の子がサービスカウンターにいたので、話をした。
「では、もう一度、すべて打ち直します」と、レジを打ち始めた。

しかし、値段は変わらない。

「サンドイッチは、3つで値段が変わるんじゃない?」というと、しぶしぶ、その金額を返金してくれた。
「こういうのは言わないと直らない。」なんて思いながら、クルマへ帰った。


駐車場にはクルマが多い。


ムスメがお腹がいたいというので、ホテルへ戻ることにした。

インターネットでSAFE WAYの広告を見ると、同一のサンドイッチを購入すると3つでいくらという表記になっていた。
「よりどり3つでいくら」ではなく、味が限定されていてそれを買うと割引になるようだ。

僕って、クレーマーか?(笑)
SAFE WAYさん、ごめんなさい。

部屋でインターネットをしたり、カメラでホテルからの景色を撮影したりしていた。
こういうとき海が見える部屋はいい。
僕は、ハワイの海を見ているだけで、満足できる。


ヨット。


いつかは、ここにヨットを持つぞ!


ムスメが「おなかすいた」と言ってきた。
おなかが痛いのが良くなってきたようだ。

サンドイッチのパンだけを食べている。
具などは食べたくないという。
食べたいものを食べればいい。


ムスメは水に入れないので、砂遊びをすることにした。
アラモアナビーチに行く。
僕はちょっとだけボディーボードをさせてもらう。

夕方になってきたので、陽も傾いてきている。
それほど暑くない。



僕は1時間くらいボディーボードを楽しんだ。
その間、ムスメは砂遊びをしていた。


遠くにダイヤモンドヘッド。


僕が戻ると、「あしだけならうみにはいっていい?」とムスメが訊く。
「いいよ。」というと、大喜びをする。
せっかくハワイに来ているのに、脚だけじゃかわいそうだが、体調の問題なので仕方ない。


僕らは太陽が沈むまで、アラモアナ・ビーチにいた。


サンセットはキレイです。


夕食はワン・プラス・ワン・ドライブインにする。
ムスメにはサイミンを購入し、エッグプラント・トウフとチャーハンを買う。

部屋へ戻り、いつもより遅めの夕食となった。


ローカルの方しか来ないような・・。



ピリカラ。


えびの数は、毎回同じだと思います。


細麺です。


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