「いっちゃえハワイ!」 ハワイ旅行日記2010年1月 滞在3日目




「どうしようかな」。
暗いうちに起きて、インターネットを見ながら朝から悩んでいた。
それは、どこで海にはいろうかということだ。

ハワイのラジオ局KINEでは、「ノースショアの高波に注意してください。」と何度も言っている。
サウス(ワイキキ、アラモアナ)は昨日、クラゲが出ていた。
1日でクラゲがいなくなるとは思えない。
ホノルルアドバタイザーや、スターブリテンのホームページでクラゲ情報を見ると、昨日にクラゲに刺された人の数が出ていたり、ハナウマ湾がクラゲで閉鎖されたということが書いてあった。
イースト(サンディビーチ、マカプウビーチ)も波が高く注意が必要と言っている。

「いったい僕はどこへ行けばいいんだ」。

そんなことを考えているうちに、明るくなってきた。
とりあえず行動しようと思い、ジョギングをすることにした。
これなら、高波でやられることもないし、クラゲにもさされない。(あたりまえです)
ワイキキ周辺の様子をみて、海に入れるか入れないかの確認もできる。

なじみのべルさんに挨拶をして、ホテルを出た。
ジョギング用のウォッチで時間を計測する。
40分から60分くらい走ろうと思っている。
ゆっくりと走って、ワイキキまでどれくらいかかるか計測しよう。

久しぶりのジョギングだ。
出発日には走っていないので、出発の前日以来走っていないことになる。

カラダに負担をかけないように、ゆっくりと走ろう。

日本では0度近い気温で走っていたので、20分くらいはカラダがあたたまらない。
ここハワイでは、走り始めからカラダが熱くなってくる。
なんとなく苦しくなってきた。
ゆっくり走っているのにもかかわらずだ。

ゆくっくりと走っているところをさらにゆっくりと走る。
この速度にすると、苦しさはなくなった。

ハワイアンビレッジを過ぎてダラーレンタカーの営業所のあたりまで来ると、ワイキキというような雰囲気になってくる。
僕の泊まっているホテルあたりは、ワイキキという感じはしない。

ワイキキの雰囲気とは、立ち並ぶたくさんのホテル、多くの観光客、がんがん走るトロリー、ひっきりなしにホテルに出入りするリムジンや観光バス、そんなものをまとめたものだ。
それらで、「ワイキキ!」という気分になる。
こういう「観光地ワイキキ」という雰囲気は悪くない。

街頭の上部にちいさな花壇というか鉢があり、そこへ水をあげているクルマがいた。
そのクルマが去った後は、歩道が水浸しになっている。
その部分をよけながら走る。

汗が吹き出てくる。

TOSHIBAのメモリープレーヤーのFM機能を使いKINEをきいているのだが、アンテナ機能として利用しているヘッドホンの接触部分の調子が悪いようで、雑音が多い。
ハワイで買ったポータブルのトランジスタラジオも持ってきているので、それにすればよかった。
ま、いいか。
ラジオの雰囲気だけ楽しもう。

ワイキキビーチに到着する。
ライフガードの建物のところへ行き、クラゲ注意のカンバンが出ていないか確認する。
どうやら出ていないようだ。

あのクラゲたちは、いったいどこへ行ってしまったのだろうか。
クラゲは満月の日から7日〜11日の間に発生することが多いという。

「おい、満月になったから、浜にちかいところまで巡礼にいくぞ」とかクラゲが申し合わせているのだろうか。
「50名以上の人間を刺したから、今回のノルマは達成だ。帰るぞ!」とか言っているのかもしれない。(かなりの妄想。笑)
その50名に入らなくて、本当によかった。

くだらないことを考えていないで、走ろう。

カピオラニ公園に入る。
以前のお気に入りだったホテルに隣接している、カイマナビーチに入っていく。
機種を変更してしまったから電話として機能しないケータイを取り出して、カメラ機能を使って景色を撮影する。


1人で散歩の女性。


これは僕が持っているデジカメの中で、もっとも軽いモノ。
さらには、ボイスレコーダー機能、辞書機能があるので持ってきた。

すべてのデータを消去してあるので、なくしても個人情報が流出することはないし、不正に使われることもない。
なくしてしまっても、気にならない。

ケータイのカメラは画質が悪いと思うが、このカシオのケータイの画質はちょっとした記録には問題ないと思う。
レンズが小さいので、どうしても画質がデジカメと比較して悪いのは仕方ない。


ワイキキのホテル群。


走り始めてから30分が過ぎた。(クラゲの確認をしたり、写真を撮ったりしているときは、時計を止めています)
そろそろホテルへ戻ろう。

海沿いをワイキキビーチに向かって走っていく。
3メートル左は海だ。
シェラトンワイキキ方面を見ながら走る。

デュークスの銅像のレイはいつもたくさんかかっている。
いつまでも、彼は英雄だ。

その銅像前で数人が写真を撮っている。
このデュークスを「カメハメハ大王」と間違える人がいる。(笑)
ディークスをしらなければ、銅像をみたらカメハメハ大王と言ってしまうのだろう。
本当のカメハメハ大王像の前で、「かめはめ波!」とやる人は年間何人くらいいるのだろうか、なんてくだらないことを考えながら走った。

少しスピードを上げたくなった。
ワイキキでジョギングできることが、アドレナリンの分泌を促しているようだ。

ショーウインドウで走るフォームを確認する。
猫背になっていないか、バランスが悪くないかとか。

他のランナーと目があうと、なんらかの挨拶をする。
今回、走っている日本人観光客(だと思う人、僕もだけれど)とも挨拶をした。
(ハワイのランナーの流儀が)わかってる。(喜)

ホテルに戻り、顔なじみのベルさん2人と話をする。(いちおう、英語です)
「ノースショアは波が高いし、昨日、ワイキキとアラモアナにクラゲがでたので、海に入れない」というと、「アラモアナなら大丈夫だと思うよ」という。

そうなのか。

理由はわからないが、アラモアナは大丈夫らしい。

部屋に戻ると、妻が目を覚ました。
「あれ、海に行っていないの?」と訊く。
僕は、「ノースショアは波が高いし、昨日、ワイキキとアラモアナにクラゲがでたので、海に入れない」と言った。
「でも、ベルさんはアラモナアはOKというし、ワイキキにも注意のカンバンがなかった」と僕が言うと、「窓からアラモアナを見て、サーファーの数を見たら?昨日はほとんどいなかったから、クラゲがいれば人がいないはず」という。

確かに。

僕は窓の外を見た。
僕のお気に入りのポイントには昨日とは違って多くの人がいた。

「海にいってくれば」と妻がいう。
今はもう8時過ぎ。
これから行ったら、11時を回ってしまう。
ムスメは深い眠りに入っているようなので、お言葉に甘えて海に行かせてもらおう。

フロントへ行き、タオルをもらう。
顔なじみのフロントの人だったので、「ひとりで遊んできます!」というと、「ごゆっくり(笑)」といってくれた。(日本語です)


アラモアナ・ビーチ・パークに到着しクルマからでると、強い日差しが顔を照らした。
日焼けしそうだ。

昨日の波乗り放題状態が記憶にあり、波に乗る期待が高まってきた。
日差しが出ていると海に入るのも寒さを感じない。

海に入って沖に向かう。
ここはリーフがあるのでルートを間違うとボードを傷つけてしまうため、通るところは決まっている。
そのため、日によっては多くのサーファーとすれ違う。

今日もサーファーが波のりを終えて戻ってくるのが見えた。
近づいてきた。

「ハロー」と白人男性がいう。
僕も、「ハロー」と返す。
なんとなく何かを話さなければいけないような空気になったので、「波はどう?」と言ってみた。(英語)
「かなりいいよ。でもちょっと小さいかな」という返事だった。

遠くを見ると、波の高さは昨日と変わらないくらい。
しかし、人の多さが昨日とはちがうところだ。

ポイントへ行くと、何人かの人は見たことがある顔だった。
旅行でしかこない僕が、見覚えのある顔を見つけるということは、ほぼ毎日ここで波に乗っているローカルということだろう。
さすがにみんなうまい。

波が来るのがわかると、その場所にすーっと行って、波に乗る。
よって僕のところには、なかなか波が回ってこない。

また、波が高いのだが、今日は単発でしか波が来ない。
団体で波がくるとみんなそれぞれに乗るので、波の奪い合いみたいな状況にはならない。

いくつかの波には乗ったが、なんとなくこれ以上ここにいても波に乗れそうもない気がしたので、海から上がった。

クルマに戻り、ケータイで妻に電話をすると、「いま、ラグーンで遊んでいます!」という。
僕は水着のままクルマでラグーンへ向かった。


ビシッとは晴れていませんが、晴天です。


ラグーン近くのパーキングにクルマを駐車し、妻とムスメのところへ向かった。
ムスメは楽しそうに海に入って遊んでいた。
近くに外国人がいて、ムスメをあたたかい目で見ていた。

僕は存在を知られないように、ボディーボードで顔を隠しながらムスメに近づいていく。
ムスメの近くの外国人の方は、僕がムスメの父親ということを察知したようで、目が合うと笑顔になった。

ちらっと見えてしまい、「パパだ!」とムスメが言う。

ばれてしまった。
びっくりさせようと思ったのに。

僕のボディーボードに乗りたいというので、乗せてみた。
自分でボードに乗って楽しそうにしている。
はじめて乗せたときは、ただ座るだけでなにもできなかったのに、いまでは、「おして」とか言うくらいになった。
こどもの成長は早い。

「クルマからフィンを持ってきて」と妻に頼んだ。

フィンをつけてボディーボードを押す。
このラグーンでは足こぎのボートがある。
そのボートの速度より僕のキックの方が早かった。(かなり本気でキックしていました。笑)

今日は暑いからラッシュガードの必要はない。
ラッシュガードをしないほうが夏っぽくていい。

ムスメは自分で泳ぎたくなったようで、ボードから降りる。
ニモが描いてある水着の中には浮力がでるような素材が入っている。
それに加えて、腕には浮き輪のように空気を入れられるようになっているものをつけている。
その二つでなにもしなくても水に浮くのだ。
バタバタ脚を動かして、自分で進んでいく。

僕はそれを見守るだけ。

そのうち、飽きてきたらしく、「さかなをとる」という。

浜の砂で小さな池を作り、そこに稚魚を入れる。
銀縁カメラのフィルムケースのような容器で魚をすくう。
ムスメも魚をすくうのが上手になってきた。

「さかなのまえからすくうんだよ」なんて言っている。

かなり顔が焼けてきた。
どれくらいここにいるのだろうか。

そろそろ上がらないと体調を崩してしまうかもしれない。

なんとかムスメを納得させる。
「特別にあと10分の入っていいよ」といって、今回のハワイで最後の海を楽しんでもらう。
本当に楽しそうだ。
ハワイの海で水遊びをするのは水遊びのなかで、最高級の贅沢だと思う。

「このままいく?」と妻がいう。
ここの近くにはシャワーがない。
ヒルトンのシャワーは、ホテルゲスト専用になっていて、キーがないとはいれない。
シャワーを浴びないで・・・か。
まあいいか。

僕は、トイレに行きたかったので、妻が以前にヒルトンのトイレを使ったという場所へ歩いていった。
しかし、トイレは見当たらなかった。

そのとき、遠くからムスメが走ってきて、「ホテルに戻るって」という。
どうしたのかな。

ムスメの着替えとして持ってきたズボンが、はけなくなっていたという。
昨年ははいていたのだが、今年ははけなくなっていたのだ。

ムスメの服を管理している妻でもこういうことがあるんだと、こどもの成長の早さに驚いた。

僕にとってはありがたい。
シャワーを浴びることができるからだ。

部屋に戻ってシャワーを浴びた。

あたたかいお湯で石鹸を使ってシャワーが浴びられるという幸せを、シャワーなしで買い物に行くといわれたことで、感じることができた。
ありがとう。(笑)


今日はウィンワードへ行く。
その前に腹ごしらえをしよう。
さくっと食べられるもの、ムスメにはレインボードライブインでサイミンを買うことにした。
僕らも軽くなにかを食べようと思い、デラックス仕様のハンバーガーを買う。


やさしい味。ムスメはひとりで食べちゃいます。


食べる場所は、レインボードライブインの駐車場でクルマの中だ。
店に設置してあるテーブルは、すでに満席である。
どこかの公園にいってもよかったが、時間の節約をするためにクルマの中で食べた。

ハンバーガーは、しっかりとした下味のついているパテにマスタードをベースにしたソースがかかっている。
たまねぎは生で辛い。
新鮮なレタスとトマトがおいしい。


デラックス仕様。


妻は、また、ムスメにパンの上部をねだられたので、あげていた。
最近の妻のハンバーガーは肉が見えている。

レインボードライブインのあるカパフル通りからH1まではとても近い。
そこからフリーウェイにのり、リケリケ・ハイウエイに入る。
ウィンワードのROSSに行きたいからである。
ここのROSSは、欲しいと思えるものが多い(そうだ)。

リケリケ・ハイウエイの少々長いトンネルを抜けると、雨が降っていた。
この地域はいつも天気が悪い。
ワイキキがからっと晴れていても、雨が振っていることがある。
僕はこのウィンワードのROSSに行ったとき、晴れている日の記憶はほとんどない。

ウィンワードのROSSに着くと、雨は上がっていた。
空を見上げると、山の上あたりに雲があり、いつでも雨が降ってきそうな雰囲気だ。


毎回、こんな天気です。


ROSSに入る。


ここもクルマがいっぱいです。


「そういえば、春や秋のジョギングの時に着る上着が欲しかった」と思い出して探してみる。
軽い素材でできているNIKEの上着を見つけた。
お値段は、11ドルちょっと。
安い。

それと、軽いリュックが欲しかったことを思い出した。
僕の持っているリュックは、しっかりとした補強がされていて、トレッキングをすることもできるようなしっかりとした素材のものである。
布製の軽いリュックが欲しかった。
バッグ売り場に行くと、JANSPORTのリュックが21ドルちょっとで売っていた。(21ドルだと高いという感じがしちゃいます。ここROSSでは。笑)
軽い素材でできているが、きゃしゃなつくりではない。
たくさんの荷物を収納できそうだ。
買おう。

この2つを持って妻とムスメのところへ行きカートに入れた。

ムスメは少々退屈しているようだったので、「ストロベリーのヨーグルトのドリンクを見つけに行かない?」と誘う。
「いくいく!」とムスメが言う。
僕らはFOOD LANDへ行き、そのドリンクを探す。
それは、昨年のハワイの時にSAFEWAYで妻が購入したもので、味見をさせようとしたが最初は飲むのを嫌がっていた。
一口飲んだら好きになってしまった。

FOOD LANDには置いていないようだ。
くまなく探したと思うが、その商品はなかった。

アヒ・ポキとマウイ産の缶ビール6本、そしてテッズベーカリーのチョコレートハウピアパイを購入する。
明るい感じの青年がレジ係だった。
近くに女性の店員さんがいて、会話しながらレジを打つ。
日本だと、店員さん同士で話をしながらレジを打つということは禁じられそうだが、ここハワイではあまり気にしていないようだ。

ここ2年くらいだろうか、クレジットカードで支払いをすると、レジの人に「IDを見せて」といわれるケースが増えてきた。
パスポートのコピーか日本の運転免許を見せたりしているが、なんで確認が必要なのだろうか。
日本からの旅行者なら問題はないと思うので、もしかしたら、居住している日本人で悪いことをする人がいるのかと思ってしまう。
ワイキキから離れたところ、観光客の少ない店で確認されることが多い。
たかが数十ドルの買い物で、IDをチェックしなくても良いと思うけれど。

妻のいる店内に戻る。
ムスメは飽きてしまっているので、妻に「クルマにいる」といって、クルマに向かった。
クルマのなかで、ムスメはいろいろな場所に移動して、遊んでいた。
車内が広いので、おもしろいのかもしれない。

この「ウィンワード・シティー・ショッピングセンター」は、ほとんど観光客は来ない。
今回、数人ROSSで見かけたが、観光客なのか住んでいる人なのかわからない感じである。
ROSS以外では、ほぼローカルの方だけだ。
平日は、このあたりの学校に行っている学生が多い。
建物の雰囲気は、日本の地方都市の中心部から離れた古いショッピングモールといった感じである。
建物が古いと、寂しい感じがする。
曇りとか、雨とかの天気も印象に影響しているかもしれない。

僕らは、本当にこれだけ(ROSS)のためにこのウィンワード・シティー・ショッピングセンターに来た。(笑)
カイルアまで行くといったことをせずに、このままワイキキ方面へ戻る。

来た道と同じリケリケ・ハイウエイで帰る。
ウィンワード・シティー・ショッピングセンターまでの道の景色は山ばかりだが、帰りは(トンネルをこえてから)遠くに海を見るという景色である。
同じ道を走っても、行きと帰りでの見える景色はがらっと違う。

そういえば、ノースショアのハレイワへ向かう道も同じようだ。
行きは海を見て、帰りは山を見て走る。

リケリケ・ハイウエイからフリーウェイには入らずに一般道を走る。
カリヒからニミッツに出るためだ。
ここからニコスピア38はすぐ近くである。


すでに閉店モード全開です。


今日の夕食は、ニコスピア38でいつものお決まりのメニューだ。
コンボ(チキンカツ、ロコモコ)、キャッチ・オブ・ザ・デイ、そしてアヒ・サラダである。
それにプラスして、フードランドで購入したアヒ・ポキもある。

到着したのは閉店の15分前で、店を閉める準備をしていた。
1組のお客さんがテーブルで食事をしている。
そこのテーブルを3台くらい残して、後は片付けてあった。

これからホテルに戻り食事と行きたいところだが、あともうひと仕事がある。
アラモアナセンターへ行くのだ。


アラモアナの写真はこれだけでした。なんでこれ?(笑)


目的は以下の通り。
目的1.ホームベーカリーで作ったパンを切るフードカッター(電動)の充電池がヘタってしまい、交換ができないので新しいものを買うので、キッチン用品店の「ウィリアムズ・ソノマ 」へ行く。
目的2.ホテルのコンシェルジュ(女性)からいただいた、ヴィクトリアズ・シークレットの商品券(15ドル×2、おつりは出ない)で商品を購入する。(15ドル以下の商品だと、お金を払わなくて良いそうです。すごい!)
目的3.ティファニーのマグカップを購入する。(お世話になった人にちょっとしたプレゼントとして)

ムスメはアラモアナセンターの通路やLEGOのお店で遊んでいた。
僕はそれを監視する役割である。
買い物は妻が単独で行動している。

だんだんムスメは飽きてきた。
仕方なくロングスへ行って、ハーゲンダッツのアイスクリームを購入してご機嫌をとる。

空を見ると、かなり暗くなってきた。
まだ太陽の光がなんとか残っているという感じである。
この日はサンセットとかそういうことは関係なく、アラモアナで買い物が優先された。(笑)

目的の1および3は、「いま、フードカッターは置いていない。ティファニーのマグも作っていない」ということで、購入できず。
目的の2は、2回に分けて購入し、約50ドル分の商品を20ドルくらいで買うことができた。もともと50%オフのところに加えての商品券割引なので、かなりお得だったという。
この商品券は、たまたまコンシェルジュの人がお店から販売促進(2009年10月1日オープン)のためにもらっていたものではないかと思う。
そのため、僕と同じホテルに泊まってコンシェルジュの人に、「ヴィクトリアズ・シークレットの商品券をください」と言ってももらえないかもしれない。

ホテルへ帰ろう。
クルマを出すときには、太陽の光はすっかりなくなっていた。

この滞在最後の夕食。
ポキは、しょうゆの味付けをしていないタイプのもの(アヒ・ポキ)を買ったので、ニコスピア38の店員さんが袋にいれてくれたアロハしょうゆのミニパックを使いしょうゆをかけた。


ごま油とねぎを抜いて欲しいと思ってたり。それはただの刺身です。Sashimiとして売れば売れるかも。


フードランドのポキの種類はいくつかあって、しょうゆでつけている「ヅケ」タイプは「ショウユ・ポキ」、しょうゆでつけていないのは「アヒ・ポキ」、その他「ワサビ・ポキ」、「スパイシー・ポキ」などがある。
そのなかで、「アヒ・ポキ」は、ネギとごま油をいれているだけで、味付けはほとんどしていない。
塩で食べてもいいし、自分の好みでしょうゆをかけてもいい。

僕は、日本からチューブのワサビを持ってきて、それをつけながら食べてみたいと思った。
ワサビ・ポキもあるのだが、ワサビの辛さがなくて少々物足りない。
ワサビ風ポキという感じなのだ。
日本で販売している生ワサビをちょこっと乗せて、アロハしょうゆ(日本の丸大豆しょうゆも)をつけて食べてみたい。


撮影に気合が入っていませんね。(笑)


ねぎが多いかな?


目玉焼き、完璧!


アヒ・ポキ・サラダは、時間が経過してしまったので、野菜が「くたっ」としてしまっているが、味には問題はない。
魚の火加減も悪くない。


お土産にいいですよ。缶ビールなので、瓶のように運搬の心配もないですし。


マウイ産のビールを飲んだ。
以前もこのビールを飲んだことがある。
サンプラーパックのビールのなかで、ココナッツの味があるものがある。
これは独特だ。

苦甘い。

料理と一緒に飲むのはちょっと厳しい感じである。
デザートビール(そんなジャンルがあるかわからないが)にいいと思う。
ただ、「ビールは麦の味が重要!」にみたいなこだわりのある人には向かない。
しばらく飲んでいると、さっき感じた飲みはじめの戸惑いがなくなり、これ(ココナッツ)はこれはこれでおいしいと思う。

妻と僕は、明日の帰国に向けて、パッキングを行なった。
明日に使うカメラとパソコンを入れるスペースを開けておき、その他はすべてスーツケースに入れた。
「その他すべてを・・・」といっても、1日だけ履いたジョギングシューズとか、カメラやビデオの充電器とかそんなものだ。
もし、持ってくるカメラとビデオを最小限にしてパソコンを持ってこなかったら、僕の荷物はとても少ないと思う。

妻がパッキングした2つの荷物を計量する。
デジタルの数字は30と表示された。
制限は23キロ。
これではオーバーだ。

「おかしくない?」と妻が言う。
いつもよりモノを買っていないので、こんなに重くなるはずがないのだ。
確かにハカリで持ち上げた感じでは、いつもより軽いようだった。

「もしかして」。

表示がポンドだったのだ。(笑)
グラム表示にしてもう一度量る。
14と表示された。
ぜんぜん問題ない。

パッキングは「明日帰る」という寂しさを感じながら行なうが、今回は明日の朝に遊ぶつもりなので、寂しさがいつもよりは感じない。
できるだけ速く海に行って、できるだけ長く海に入っていよう。
一人で海に行く時間はとても貴重だ。
その時間が確保できたのは良かった。

マウイのサンプラーパックは、3種類の味を2個入っている6缶パックだ。
ココナッツ味だけ1缶しか飲まずにお土産として残しておくことにした。

明日、寝坊しないように寝たほうがいい。

ムスメは、遊んでいて寝ようとしない。
そこで、「遅くまで起きていると、明日、飛行機の中でマイケル(This is itです)とかディズニーチャンネルとかを見ないで寝ちゃうことになっちゃうよ。
もったいないんじゃない?」と言うと、ムスメは「そうだった、そうだった」といいながら、素直にベッドに入った。

僕もパソコンの電源を落としてベッドに入った。



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